陶芸班より重大発表です🐗✨
- 2018/09/14
- カテゴリー:陶芸班
こんにちは!陶芸班です。
お知らせですが…今までの磁器干支の置き物シリーズが終了し、次年度は絵皿になります。
今回は磁器で製作している、来年度の干支絵皿(小皿)を紹介します。
新作の絵皿を作るにあたり、この約半年…沢山の出来事がありました。
まずは皿が鋳込みで出来るのか?!
磁器関係の物を購入依頼している銘品堂さんの店長さん(いつも私が相談し、応答して頂いている、とても優しい社長の奥様です…ちなみに美人!)に相談し、
波佐見の型屋さんを紹介して頂きました。
型屋さんの腕がとっても良くて、ほとんどバリが目立たない石膏型が出来ました!
また、利用者さんが泥漿(泥状の粘土)を鋳込みやすく、
型の取り扱いがしやすい物を作って頂きました。
利用者MKさんも「いいやんね!」と言っておりました。
そして、今年から陶芸班の作品が、鷹取学園の作品だと解るように、ハンコを作りました。
銘品堂の取締役さんより、色々な作品や磁器の歴史(車?)などを教わり、
ハンコのアドバイスを頂いて、鷹取学園陶芸班のハンコが出来上がりました。
とってもカワ(・∀・)イイ!! 鷹取学園らしいチューリップのハンコです!
ハンコ押しは、利用者HKさんと一緒にやってみましたが、
やはり力加減が難しく、今回は職員で対応しました。
ハンコを押し過ぎにならないように、補助具を考案予定です。
成形した作品を素焼きして、本焼きして…窯を開けると…
えっ!!!何だかシミのような痕が…\(◎o◎)/!(驚愕)。
利用者HKさん:「せんせ~何か、色がついとうばい!」
利用者IYさん:小皿を擦りながら「なんかね、これ…」
利用者INさん:「ついとー!(笑)」(えっ、笑うとこ?)
トドメに利用者MKさん:「せんせ~ちゃんとしたんね?」(えっ!窯の対応のこと?)
完成へのゴールが見え始めていたのに…(T_T)。
いやいや落ち込んだり、泣く暇なんてなーい!
頑張って作業を行ってきた利用者さんや陶芸班38年間の受け継いできた取り組み、
そして色々と助けて頂いた方々と取り組んできた事を絶対に無駄にしない!
途切れさせるもんか!
再び、波佐見へGO!
またまた、銘品堂さんの皆さんを頼って、相談…
色々な要因は想定できるのですが、あーでもない、こーでもない。
たくさんの皆さんを巻き込み、悩ませてしまい、大変申し訳ございませんでした。m(__)m!!
試し焼きを繰り返して、何とか白い小皿が完成!
利用者MKさん:「なんぼか良くなったんやないね?」
私:えっ…なんぼかって…釉掛けして、窯詰めして、寝ないでガス窯の対応で16時間も頑張ったのに…たまには褒めてよ…と思いつつ「そうやね💦?」。
最後に転写紙を貼って、焼成。
転写紙は、銘品堂の社長さんと店長さんから丁寧にお手本を見せて頂き、助言を頂きながら、取り組みました。
実は…絵皿の転写紙のカワイイ絵ですが…
福岡デザイン専門学校に学生さんのデザインを依頼しました。
多くの学生さんにデザインを描いて頂いて、ホントにどれも素晴らしいデザインばかりでした。
来年の干支の亥(イノシシ)…これまたカワ(・∀・)イイ!! 🐗。
今年は2種類用意しました。
そして!なんと!!
西畑先生の計らいで、天神のIN CHUBE(インキューブ)で、学生さんとのコラボ商品として置かせて頂くことになりました。
9月30日まで展示販売をされています。
是非、興味がある方、天神のIN CHUBE(インキューブ)へ行ってみてください。
干支絵皿が出来上がるまで、色々な出来事があり、まだ課題もありますが、
銘品堂の皆さま・型屋さん・福岡デザイン専門学校の西畑先生と学生さんのご協力で、
鷹取学園オリジナルの素敵な干支絵皿を利用者さんと作る事が出来ました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
☆プチスバリストのニャン子でした☆